小児の虫歯予防
子どもの歯を守る一番の方法は「予防」です
乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄く、虫歯が一度できると進行が早いのが特徴です。
そのため「痛い」と子どもが言い出したときには、すでにかなり進んでいるケースも少なくありません。
小児の虫歯予防は、早い時期からの取り組みがとても重要です。
ご家庭でできる虫歯予防
● 毎日の歯磨き習慣
お子さま一人での歯磨きでは磨き残しが多いため、小学校低学年までは必ず仕上げ磨きをしてあげましょう。
特に奥歯の溝や歯と歯の間は虫歯になりやすいため、意識して磨くことが大切です。
● 食生活の工夫
- ダラダラ食べ・ダラダラ飲みを避ける
- 砂糖を多く含むお菓子やジュースは控える
- 食後にお茶や水で口をゆすぐ習慣をつける
● フッ素入り歯磨き粉の活用
年齢に応じた濃度のフッ素配合歯磨き粉を使用することで、歯の再石灰化を助け、虫歯予防効果が高まります。
歯科医院でできる虫歯予防
● フッ素塗布
歯の表面に高濃度のフッ素を塗布し、歯を強くして虫歯菌の酸に負けない歯にします。
3〜4ヶ月ごとの定期的な塗布が推奨されています。
● シーラント
奥歯の深い溝をレジン(プラスチック)で埋め、汚れや食べかすが溜まらないようにする処置です。
生えたての奥歯は虫歯リスクが高いため、特に有効です。
● 定期検診とクリーニング
定期的に歯科医院でお口の中をチェックし、歯垢や歯石を取り除くことで虫歯のリスクを減らせます。
また、歯並びや顎の成長も一緒に確認できます。

生活習慣が予防のカギ
虫歯の原因は「磨き残し」だけではありません。
食べ方・飲み方・生活リズムも虫歯予防に大きく関係しています。
当院では親御さまと一緒に生活習慣を見直しながら、無理のない虫歯予防をサポートします。
お子さまの歯を守るために知っておきたいこと
- 「仕上げ磨きは何歳まで?」→ 小学校低学年までは続けましょう。
- 「フッ素は安全?」→ 適切な濃度・頻度で使用すれば安全です。
- 「歯医者嫌いにさせないコツは?」→ 痛くなる前に楽しく通わせるのが一番です。
生野区でお子さまの虫歯予防なら当院へ
当院では女性院長を中心とした子どもにやさしい診療を行っています。
「虫歯を治す」のではなく「虫歯を作らせない」ことを目標に、お子さまの歯を守ります。
生野区・南巽エリアで小児の虫歯予防をお考えの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
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