噛み合わせのチェックと治療
「なんとなく不調」は噛み合わせの乱れが原因かもしれません
「顎がカクカク鳴る」「口が開けにくい」「頭痛や肩こりが続く」――
一見、歯や口と関係なさそうな不調が、実は噛み合わせのズレによって引き起こされていることがあります。
当院では、噛み合わせの状態を正確にチェックし、必要に応じて咬合調整やマウスピース治療などを行っています。

噛み合わせが乱れると起こりやすい症状
- 顎の関節が痛い、音が鳴る(顎関節症)
- 片側だけで噛んでしまう癖がある
- 歯がすり減る、割れる、グラグラする
- 肩こり・頭痛・首の痛みが続く
- 口が開きにくい・顎が疲れる
- 被せ物・入れ歯が合わないと感じる
こうした症状がある場合は、噛み合わせのズレや不均衡が関係している可能性があります。
噛み合わせが乱れる主な原因
- 歯の欠損や、抜けた歯を放置している
- 古い詰め物・被せ物が合っていない
- 歯ぎしり・食いしばりの習慣
- 子どもの頃からの噛みグセ・姿勢
- 顎の関節や筋肉のアンバランス
特に無意識の歯ぎしり・食いしばりは、噛み合わせを崩す大きな要因です。
自覚がなくても、歯が削れていたり顎に負担がかかっているケースが多く見られます。
噛み合わせチェックの流れ
- 問診・症状のヒアリング:痛み・違和感・習慣などを丁寧に伺います。
- 視診・触診:顎の動き、口の開き具合、筋肉の緊張などを確認。
- 噛み合わせの記録:専用の咬合紙・バイトフォークなどで接触位置を測定。
- レントゲンやCTによる骨格評価:顎関節や歯の位置関係を立体的に確認。
「症状はあるけど原因がわからない」という方でも、まずは現在のお口のバランスを知ることが第一歩です。

治療方法について
症状や原因に応じて、以下のような治療を行います。
● 咬合調整
歯のわずかな高さや角度の調整を行い、力のかかり方を均等に整えます。
● スプリント療法(マウスピース)
主に夜間の歯ぎしり・食いしばり対策として、顎や筋肉の緊張を和らげるマウスピースを装着します。
当院では保険適用のナイトガードもご案内可能です。
● 被せ物・入れ歯の再調整・再製作
不適合な補綴物(詰め物・被せ物・入れ歯)が原因の場合は、再調整や再作製を行います。
噛み合わせを診ながら補綴物を設計することで、長く快適に使える状態へ整えます。
噛み合わせ治療は「全身の健康」にもつながります
噛み合わせの乱れは、顎関節・筋肉・姿勢・睡眠の質にも影響すると言われています。
しっかりと噛めるお口を作ることは、体のバランスや生活の質(QOL)向上にもつながる大切な治療です。

気になる違和感は、お早めにご相談ください
「なんとなく噛みにくい」「最近顎が気になる」など、ちょっとした違和感こそが噛み合わせ治療のサインかもしれません。
当院では見た目だけでなく、噛める・話せる機能面の改善にも力を入れております。
大阪市生野区で噛み合わせのお悩みがある方は、よねざわ歯科クリニックまでどうぞお気軽にご相談ください。
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