詰め物・被せ物(保険適用)

保険診療でもしっかり噛める・使える詰め物・被せ物をご提供

虫歯などで歯を削った際には、削った部分を補うために詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)を行います。
当院では、患者さまのご希望や口腔内の状態に応じて、保険診療内で対応可能な材料を使用しながら、しっかり噛める・機能的な補綴治療を行っています。

保険診療で使える詰め物・被せ物の種類

名称 適用部位 特徴
銀歯(メタルインレー/クラウン) 奥歯(小臼歯・大臼歯) 耐久性に優れるが、金属色が目立つ
硬質レジン前装冠 前歯(上下1〜3番) 見た目は白いが、経年劣化しやすい
CAD/CAM冠(白い被せ物) 小臼歯・条件付きで大臼歯も可 保険で白い被せ物が可能/適応には条件あり
レジン充填(コンポジットレジン) 小さな虫歯や前歯の欠け 歯と近い色合いで即日治療が可能

保険適用で白い被せ物にできる「CAD/CAM冠」

以前は、奥歯の被せ物は保険では金属しか使えませんでしたが、現在は「CAD/CAM冠(キャドカム冠)」と呼ばれる白い被せ物が保険で可能になりました。
コンピュータ制御で削り出される高精度の樹脂材料で、金属アレルギーの心配もありません。

適応条件の一例:

  • 上下の小臼歯(4番・5番)は基本的に適応可能
  • 大臼歯(6番・7番)は「金属アレルギー」などの条件が必要
  • 咬合力が強すぎる場合や歯ぎしりがある方は不適応のことも

適応の有無は、お口の状態を診たうえで歯科医師が判断いたします。

保険診療と自由診療の違い

項目 保険診療 自由診療
使用材料 金属、レジン、CAD/CAM冠など セラミック、ジルコニアなど高品質素材
見た目 自然さに限界あり 天然歯に近い美しさ・透明感
耐久性 摩耗・変色しやすい素材もあり 強度が高く長期間使用できる
費用 保険適用/自己負担が少ない 全額自己負担

まずは保険診療で問題なく使える素材をご提案し、ご希望やお悩みに応じて自由診療のご案内も可能です。

長く快適に使うためのアドバイス

  • 保険の素材も適切なケアで十分に機能します
  • 定期的な歯科検診でトラブルを未然に防ぎましょう
  • 詰め物・被せ物の境目の磨き残しに注意

当院では、補綴物の適合精度・咬み合わせのバランスにもこだわり、保険診療でも精密な治療を心がけています。

詰め物・被せ物のご相談は当院へ

「白くしたい」「長持ちさせたい」「目立たないようにしたい」など、見た目や機能に関するお悩みがあれば、何でもご相談ください。
保険内で可能な選択肢から、自由診療も含めて、患者さまのご希望に合わせた最適な方法をご提案いたします。
大阪市生野区・南巽駅エリアで詰め物・被せ物の治療をご検討の方は、よねざわ歯科クリニックまでお気軽にお問い合わせください。